制作を進める中で、原稿とのズレがないかチェックする工程を「校正」と言いますが、その校正の種類の一つに「素読み校正」があります。素読みは、原稿を見ながらチェックしていく校正とは違って、原稿から離れ、校正紙のみを読んで、文章の統一性があるか、誤字・脱字・文章の狂いがないか、言い回しがおかしくないか等をチェックしていきます。
原稿を見ながらの校正で気づかないの?という疑問を持つ方もいるかもしれませんが、一文字一文字を追っていると細かいところに気づかないこともあるんですよね。
原稿と照らし合わせながらの校正を「突き合わせ校正」といいますが、この「突き合わせ校正」と「素読み校正」のダブルの力で、精度の高い校正が実現できるというわけですね!(なんか洗剤のコマーシャルみたいになったな・・・)